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「『子宮頸がん予防ワクチンに関する意見交換会』に関する質問書」提出

2016-11-02

 薬害オンブズパースン会議は、本日、厚生労働省に対し、「子宮頸がん予防ワクチンに関する意見交換会」(2014年2月26日実施)に関する質問書を提出しました。

 2014年2月26日に日本で開催された厚生労働省「子宮頸がん予防ワクチンに関する意見交換会」について、WHOワクチン安全性諮問委員会(GACVS)委員長と厚生労働省担当者らが、同意見交換会で、HPVワクチンが安全性であるという立場からの発表を行わせるため、意見交換会に先だって不健全な協議を行い、HPVワクチンに関する研究業績が乏しく、自ら専門家でないと自認しているヘレン・ペトシウス・ハリス氏を「有識者」として招聘した経過などが、ニュージーランドでの情報公開請求により得られたメール文書によって明らかになりました。

 この事実は、WHOワクチン安全性諮問委員会(GACVS)のHPVワクチン推奨ありきの非科学的姿勢を示すものといえ、厚生労働省の対応も問題です。

 そこで、その協議の経過と内容について説明することを厚生労働省に求める質問書を提出しました。