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全米医科大学協議会が企業によるもてなし等に厳しい勧告

2008-06-20

(キーワード: 全米医科大学協議会AAMC、全米医科大学への勧告、医学教育に対する企業の援助金・もてなし)

全米医科大学協議会(AAMC)は2006年、医学教育に対する企業の援助金についての特別タスクフォース(調査特別委員会)を設けた。
このタスクフォースが2年間かけて、企業の援助が最終的に患者の福利や公衆衛生の向上に役立っているかの観点から検討し、今回の報告書をまとめた。
報告書(※1)は、企業による見返りを期待するさまざまな形のもてなし・寄付が利益相反を引き起こし、医師の職能の土台を崩しているとして、全米の医科大学・センターにこれらを管理し、必要なときには禁ずる明確な施策をもつよう勧告している。
NYタイムズは「グループが医師への贈り物を禁ずることを促す」と報道している(※2)。タスクフォースには企業の幹部も委員として加わっていた。
レポートの最後には、この推奨を支持するとのアムジェン社からの手紙、タスクフォースの努力に敬意を表するとのファイザー・リリー社連名の手紙がついている。(T)