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タイアップ札幌17周年記念講演「向精神薬を科学する」〜抗不安薬・睡眠導入剤の功罪〜

2016-03-05

ベンゾジアゼピン系薬剤(BZ系薬剤)は、「安定剤」や「睡眠導入剤」などとして、一般内科など精神科以外でも広く処方されている薬剤です。

BZ系薬剤の効果は短期的であり、通常の使用量でも2週間以上の使用により依存・耐性を発現することが確認されています。

欧米では、乱用や依存、習慣性、健忘作用などが社会問題化し規制が
強化されてきましたが、我が国では、安心して使える精神安定剤という認識が一般化しています。このため、安易に処方され、耐性化の認識がないまま、一旦処方されると継続的に処方される傾向にあります。

そこで、薬害オンブズパースン会議は2015年10月、厚労省および関係企業に要望書を提出しています。

今回、向精神薬の問題に長年取り組んで来た石田悟氏を講師としてお呼びしました。

BZ系薬剤を中心に向精神薬の問題を会場の皆さんとともに考えたいと思います。

講師 石田 悟氏(藤代健生病院 薬剤師)
2016年3月5日(土)15:00〜総会
    15:30〜講演会
北海道高等学校教職員センター 4階 大会議室
札幌市中央区大通西12丁目
参加費 500円

*講演会の参加は会員以外も自由に参加できます(事前の参加連絡は不要です)