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処方の限定・一部適応症についての承認取消を要請
 昨年12月3日、OP会議は、厚生省及び販売者である日本ヘキスト・マリオン・ルセル株式会社に対して、アレルギー性鼻炎、皮膚病のかゆみ、気管支喘息を適応症として販売されているトリルダンについて、要望並びに質問書を提出しました。
 右申入れに対し、昨年12月29日にヘキスト社から回答が送付されてきました。結論として、薬剤の安全性・有用性につきOPの主張に反論する内容となっており、OPでは、現在再反論の準備に取り掛かっています。

《要望の要旨》
 [1]トリルダンには、予測不能のQT延長や心室性不整脈から死亡に至るケースがある。[2]したがって、処方については、?対象患者を代替薬のない前立腺肥大・緑内障患者等に限定する、?リスク説明を事前にかつ書面で行う、?処方する患者には日常的に心電図及び血液検査を行う、という三条件を充たした場合に限るべきである。[3]また、気管支喘息に対しては有用性に疑問があるので販売を停止する(承認を取り消す)べきである。

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