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 1997年6月に発足した薬害オンブズパースン会議は、発足7年目に入りました。
 当会議のメンバーの任期は、2年毎となっていますが、今期は薬剤師の井上みち子さんが、退任し、薬剤師の野田邦子さんが、新たにメンバーに加わりました。野田さんは、病院薬剤師として、長年医療現場で活躍されてきた方です。現場の問題意識を当会議の活動に生かしてくださるのではと期待しています。
 役員は、2名の副代表のうち、薬剤師の宮地典子さんが退任し、医師の別府宏圀さんが、新たに副代表となりました。他のメンバー、役員は再任です。
 7年前の発足時、個別薬の検討を中心に活動をしていこうと決めた際、検討課題となる薬剤が続くのかしらと話し合ったことがありますが、残念ながら、検討薬にはこと欠かず、当会議の活動は忙しくなるばかりです。
 独立行政法人医薬品医療機器総合機構法反対のロビー活動や、薬害被害団体である薬害被害者団体連絡協議会との連携強化など活動の範囲も一層広がりました。今期は、イレッサの承認審査資料の情報公開法に基づく開示に関連し、行政訴訟が始まります。また、ホームページでは、主要な医学雑誌を検討し、注目情報をコメント付きで提供するサービス開始すべく準備中です。
 今後とも変わらぬご支援をお願い致します。

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