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ゲフィチニブ検討会に関する意見書提出

2005-06-16

2005年6月16日付で「ゲフィチニブ検討会に関する意見書」を
厚生労働大臣、大臣官房医薬担当審議官、医薬食品局安全対策課長、ゲフィチニブ検討会委員へ郵送で提出しました。


当会議は、2005年1月20日から3月24日まで4回にわたって開催された「ゲフィチニブ検討会」については、1.委員および事務局担当者の人選、2.厚生労働省担当者による議事への介入、3.検討方法と内容、および4.情報開示のあり方について、それぞれ重大な問題点が存在し、適正な議論がなされたとは言い難いと考えております。市販後約3年の間に、報告されただけでも、間質性肺炎等の副作用症例1,555人、うち死亡例607人という多大なる副作用被害をもたらしたイレッサ(ゲフィチニブ)問題を検討する会議が、多くの問題点を抱えたまま開催され、適正な議論が行われなかったことは、日本の薬害の歴史における重大な汚点であり、将来に禍根を残したと言っても過言ではありません。そのような検討会を開催した厚生労働省、および委員として出席した各位に、問題の重大性を十分認識していただきたく、本意見書を提出しましたことを皆様にお知らせ致します。

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