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薬害オンブズパースン会議は、このたび新たにブログを開設しました。

 ご承知のとおり、当会議は、個別の医薬品の安全性・有効性や、医薬品に関する制度を巡る問題について、行政機関や製薬企業に対する意見書・要望書・公開質問書等を提出したり、声明・見解等を発表するというスタイルで活動しています。そして、それらの意見書等をホームページで公表して、市民のみなさんに情報提供してきました。

 しかし、こうした活動スタイルでは、広くお知らせしたい情報でも、意見書等の形式になじまないものは公表できません。例えば、HPVワクチンを推進する立場の人たちから発信される情報には、偏った情報や間違った情報が散見されますが、意見書等でこれを正す情報を提供できるケースは限られます。

 また、意見書等で提供できるとしても、意見書等は、多岐にわたる論点についての慎重な検討を経て公表しますので、公表までに時間がかかってしまいます。また、意見書等では、全体の分量やバランスの問題から、個々の論点について分かりやすく十分な説明をすることができない場合もあります。

 そこで、こうした意見書等を中心とした活動スタイルのマイナス面を補い、より機動的で柔軟な情報提供を行うことを目指して、ブログを開設することと致しました。その最初の記事で取り上げたのが、本号巻頭の日本産科婦人科学会による印象操作です。

 ホームページともども是非ご利用下さい。

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