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 2007年10月21日に開催された日本薬剤疫学会では、イタリアのマリオ・ネグリ薬理学研究所所長シルビオ・ガラティーニ教授による特別招待講演「臨床試験は本当に患者の利益に役立っているか?」が行われた。ここでも企業のマーケティング戦略によって医薬品の科学的評価が歪められている状況が指摘され、これに対する処方箋の一つとして、イタリアでは臨床試験のための公的基金創設の必要性などが提唱された。

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