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現在、インフルエンザ治療薬タミフル服用後の副作用で、異常行動死・睡眠中の突然死など数多く事例が寄せられています。そのタミフルはインフルエンザの”特効薬”とばかりに強調されていますが、その内側には多くの被害者の方がおられます。被害者の遺族らが、情報の交換など連絡を取り合い2006年7月19日に『薬害タミフル脳症被害者の会』を発足するに至りました。昨年、医薬品機構に睡眠中の突然死2名・異常行動死2名の被害者家族が副作用被害救済制度の申請し結果が参りました。4名共タミフルに関しての因果関係を否定されました。又、私の息子は前日より服用していましたシンメトレルの副作用による自殺企図(疾病)自殺による死亡とされました。当日服用していた、タミフルに関しての科学的根拠の説明はおろか、他の薬にすり替え結論付けようとしました。タミフル服用してから数時間後の死亡にも関らず何の説明もされません。この4人がタミフルを服用していなかったら今も元気で普通の生活をしていたのではと残念でなりません。
新たに今年3名医薬品機構に申請いたしました。
タミフル服用後自宅で異常行動の少年と3歳児睡眠中の突然死及び生後10カ月で服用後の発達障害のお子さんであります。又、睡眠中の突然死も動物実験で実証されています。尚、申請は行ってはいませんが、8歳のお子さんは虫がいると四つんばいになり逃げ回りお母さんのすきをきて窓を開けて飛び出そうとしました。又今年1月15歳の中学生はタミフル服用後自宅で暴れ、おばあちゃんと弟さんで飛び降りるのをくいとめ、救急車で運ばれ、おばあちゃんは青あざが残る程、強い力だったとの事でした。助かった少年は今は元気で学生生活をしています。
今年7月沖縄ではタミフル服用後異常行動で自宅9Fより転落死の報道がありました。被害拡大を阻止しなければなりません。厚労省は徹底した情報公開と原因を解明していたらこの事故は起こらなかったのです。会では全国薬害被害者連絡協議会様及び薬害対策弁護士連絡会様のご協力で薬害根絶デーにも参加させて頂き、11月にも薬害根絶フォーラムに参加させて頂く予定で、被害の実態を呼びかけし又各報道関係者の取材に各会員の方にも加わって頂きタミフルの危険性を呼びかけていきます。今年8月私たち4家族は厚労省に対して意義申立書を送りました。結果が出るまでには半年以上かかります。半年待っているうちに今年の冬は過ぎてしまいます。タミフルの危険性の有・無が証明される間だけでも、使用を中止する方向もあるのではないかと思いますし、早急にタミフルの危険性(薬害)を認め、又医師・薬剤師に認知させる事を望みます。

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