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 薬害オンブズパースン会議が、2000年4月13日、日本学校薬剤師会に提出した「学校常備薬における正露丸等クレオソート製剤の取り扱いと学校常備薬の選択、管理に関する学校薬剤師の関与についての要望書」をうけて、各タイアップグループが6月20日に、12都道府県405教育委員会に「公開質問・要請書」提出しました。
 提出先は、北海道2市、宮城県72(1県、10市、59市、2村)東京都50(23区、27市)、神奈川県19市、千葉県31市、埼玉県43市、愛知県88(31市、47町、10村)、大阪府33市、兵庫県21市、奈良県10市、京都府12市、福岡県24市です。その結果については、追ってお知らせ致します。

日本学校薬剤師会への要望書要旨
1. 正露丸等クレオソート製剤を学校常備薬として使用しないように指導されること。
2. 学校薬剤師が学校常備薬の選択や管理に積極的に関与し、有効で安全な薬の常備と、その管理、使用について養護教諭の先生方の良き相談相手になるよう指導されること。

教育委員会への公開質問・要望書要旨
(公開質問)
正露丸等クレオソート製剤を常備薬としている学校がありますか。もし、把握していなければ、調査の上、ご回答いただけますか。
(要望)
正露丸等クレオソート製剤を常備薬とする学校がありましたら、その正露丸等クレオソート製剤を回収し、今後常備しないように要望いたします。

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