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 薬害オンブズパースンも発足から3年目に入りました。発足後の2年間は、具体性のもつインパクトに着目し、個別具体的な薬をとりあげる手法をとって活動してきましたが、その中で成果を感じることができたものは、いずれもタイアップグループの協力を得て市民運動らしい工夫をこらして問題提起ができたものでした。今期もこうした工夫を模索していきたいと思います。
 また、初めて取り組む制度の問題「臨床試験データ公表制度廃止」に関しては、薬をめぐる情報公開、臨床試験のあり方、臨床試験に参加する患者の権利など多角的な観点から切り込んでいきたいと思っています。そして、この問題の解決に向けて他の市民団体とのネットワークを強化できればと考えています。

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